みなさんがお医者さんにかかったときに支払う医療費が、年々増え続けています。ですから、医療費が増え続けると国保の財政も苦しくなり、健全な運営ができなくなってしまいます。
≪国保財政が苦しくなる!?≫
国保で診療を受けた場合、かかった医療費の7割(または8割)は国保で負担しています。ですから、医療費が増え続けると国保の財政も苦しくなり、健全な運営が出来なくなってしまいます。
≪国保税の負担が増える!?≫
国保で医療費を負担するための重要な財源となっているのが、みなさんからの国保税です。よって、医療費が増え続けると国保税を値上げして補わなくてはならなくなり、家計への影響も大きくなってしまいます。
Q.医療費はどうして増えるの?
A. 次のような理由が考えられます。
1.医療技術の進歩
2.物価の上昇
3.人口の高齢化
とくに、高齢になると病気にかかりやすくなり、しかも生活習慣病など治療に長い時間のかかる慢性的な病気をもつことが多くなるため、医療費が増えてしまいます。