県内では、オミクロン株の流行により、新規感染者数が増加し、医療への負荷が高まる中、季節性インフルエンザも流行期に入りました。
さらに、冬場を迎え、救急搬送が増えており、救急医療は大変厳しい状況になっています。
また、年末年始においては、休診となる医療機関が多くなります。
県民の皆様におかれては、救急医療を守るとともに、年末年始における医療のひっ迫を防ぐため、医療機関の適正受診などに、御理解・御協力をお願いします。
〇 救急車は緊急性の高い症状の方の命を守っています。救急車の不要・不急の利用は控えましょう。
〇 病気やケガで夜間などに救急車を呼ぶか迷う場合は、夜間安心医療電話相談(#7400)や子ども医療電話相談(#8000)に御相談ください。
〇 症状が軽く緊急を要さない場合、平日昼間の診療時間内に受診してください。
〇 年末年始は在宅当番医もありますが、重症化するリスクの低い方は、検査キットでのセルフチェックを積極的に御検討ください。また、陽性となられても軽症であれば、陽性者登録を行っていただいた上で、自宅療養を行っていただくようお願いします。
〇 新型コロナ陽性で自宅療養中の方の体調が悪化した際は、まずは、療養支援センターや夜間相談窓口に御相談ください。
〇 万一の感染に備え、それぞれの御家庭で、検査キットや薬、食料品の準備をしましょう。
〇 オミクロン株対応ワクチンは、従来株対応ワクチンを上回る効果が期待されます。帰省される方は地元で高齢の御家族等と接する機会が多くなると思いますので、希望される方は、是非、早めの接種をお願いします。
令和4年12月25日
熊本県知事 蒲島 郁夫
熊本市長 大西 一史
熊本県医師会会長 福田 稠
熊本県・熊本市新型コロナウイルス感染症対策専門家会議座長 馬場 秀夫
(参考)年末年始に向けた緊急共同メッセージ - 熊本県ホームページ (pref.kumamoto.jp)