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国登録 旧石井家住宅主屋

2025年7月16日

国登録 旧石井家住宅主屋

~北原白秋生誕地~

 

所在地:熊本県玉名郡南関町大字関外目字木屋塚1070-1

近代日本を代表する詩人北原白秋の母の実家です。

明治16年12月27日、石井しけ(母)は、柳川の北原長太郎(父)に嫁ぎ、明治18年1月25日に長男隆吉(白秋)を実家(関外目)で出産し、1ヶ月後に柳川に帰り、出生を届出しています。

白秋は、南関随一の蔵書家、読書家の祖父業隆およびおじたちの数々の本に触れました。また、石井家のおじたちに、猟、乗馬、水泳などを習い、南関の山のにおいに接したことが、白秋の文学的素地をかもし出す要因となったといわれています。

旧石井家住宅は、江戸後期に建築されたと考えられており、白秋が生まれた翌年の明治19年に改築が行われています。座敷を巡る馬の釘隠しは、一点一点造形が異なり座敷内を馬が躍動しているかのようです。

また屋敷には、白秋の短歌にもうたわれた門柱や玉蘭や百日紅なども残っており、白秋の詩歌の情景を彷彿させます。

平成31年3月29日に、国土の歴史的景観に寄与しているものとして登録有形文化財(建造物)に登録されています。

  旧石井家住宅(白秋生家)資料 MAP付 (PDF 931KB)

  現在、保存整備中のため外からのみ見学をお願いします。

旧石井家住宅主屋.JPG
 
 

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