
南関そうめんは、南関町の風土と文化の結晶といえるもので、色は白く、こしが強い。口に含めばのど越しの良さは無類で、夏の味覚として欠かせないものとなっている。この土地の気候風土も素麺づくりに適し、良質の小麦を産するために発達したものと言われている。南関そうめんの歴史は、250年とも300年とも言われ、江戸時代には参勤交代の折に、細川氏が南関そうめんを将軍への献上品としたと言われている。はじめて肥後の資料にみられるのは、「触状控頭書」(永青文庫)の享保18年(1733年)8月の条の「素麺・切麦・干饂飩・蕎麦切り・味噌・米麹九月より商売御免」という記事がある。
現在製造されている素麺は、曲げ素麺と呼ばれており、長さが3メートルほどになり江戸時代に素麺の束ね枠が考案されてからは主流となっています。
南関そうめん作りの最盛期、明治中期には200を超える製麺所があり、すだれのように長く延ばしたそうめん干しの光景が数多く見られたそうです。現在でも、町内で10軒の製麺所が、昔と変わらぬ伝統の味と製法を守り続けています。
詩人北原白秋は、母の里である南関町で生を受け、歌集「夢殿」(昭和14年(1939年)刊行)で、白秋は南関のことを次のように述べています。
肥後玉名郡南関、そのかみの関町。その字外目はわが母の生地にて、我にも亦、第二の故郷なり。
『 掛けなめて 玉名乙女が こきのばす
翁そうめんは 長き白糸 』
100年フードに認定
南関そうめん(南関町関素麺製造業組合)が地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を文化庁が認定する「100年フード」の”伝統の100年フード~江戸時代から続く郷土の料理~”に令和6年度に認定されました。
※100年フードとは・・・
我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれた食文化を継承していくことを目指す取組として、令和3年度より始まり、令和6年度は50件が認定されました。
■100年フード公式ウェブサイト
https://foodculture2021.go.jp/hyakunenfood/jirei/list_kumamoto.html
地理的表示(GI)保護制度に登録
南関そうめん(南関町関素麺製造業組合)が地理的表示(GI)保護制度へ登録されました。
※GI保護制度とは・・・
正式名称は、地理的表示(GI:Geographical Indication)保護制度。その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因・環境の中で長年育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護するものです。全国で167産品が登録。熊本県では10産品が登録されています。
■農林水産省公式ウェブサイト
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/index.html
ふるさとなんかん応援寄附金でも取り扱っています。
南関町を代表する「南関そうめん」については、ふるさと寄附金のお礼の品としても取り扱いをしております。
この機会にぜひご賞味ください。詳しくは下記をご覧ください。
ふるさと納税特設サイト https://furusato-nankan.jp/
問い合わせ先
- 綾田製麺所
電話:0968-53-2290
ホームページ:http://ayataseimen.com/
- 片山製麺所
電話:0968-53-0829 - まつお製麺
電話:0968-53-3771
ホームページ:http://matsuoseimen.com/ - 雪の糸素麺 猿渡製麺所
電話:0968-53-2106
ホームページ:https://yukinoito-soumen.com/
- 竹製麺所
電話:0968-53-0107 - 田中製麺所
電話:0968-53-0668 - 奈良原製麺所
電話:0968-53-0551 - 松尾製麺
電話:0968-53-0519 - 坂口製麺所
電話:0968-53-1518
ホームページ:https://nankansoumen.net - 猿渡製麺所(坂下作業所)
電話:0968-82-8660
ホームページ:https://saruwatari-seimen.com



