毎年、11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン期間」です。(11月1日から11月30日)
秋のこどもまんなか月間の取り組みの一つとし、児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るために、広報・啓発活動に取り組んでいます。
【参考】オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン|児童相談所 虐待対応ダイヤル「189」|児童虐待防止推進特設サイト
体罰等によらない子育てを広げよう!
こどもへの体罰は法律で禁止されています。
2019年6月に児童福祉法等が改正されて体罰が許されないものとして法定化され、2020年4月から施行されました。
しつけとは
こどもの人格や才能等を伸ばし、自立した社会生活を送れるようにサポートしていくことです。
そのためには体罰ではなく、どうすればよいのかを言葉や見本を示すなど本人が理解できる方法で伝える必要があります。
こんなことをしていませんか?
- 言葉で3回注意したが言うことを聞かないので頬を叩いた。
- 大切なものにいたずらをしたので長時間正座をさせた。
- 他人の物を取ったのでお尻を叩いた。
- 宿題をしなかったので、夕ご飯を与えなかった。
児童虐待とは
身体的虐待
殴る、蹴る、叩く、溺れさせる、やけどを負わせる、家の外にしめだす など
性的虐待
子どものへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にする など
ネグレクト
乳幼児を家に残して外出をする、食事や衣服が不適切で健康を損なうほど無関心、自動車の中に放置する など
心理的虐待
言葉による脅し、無視や否定的な態度を示す、配偶者や家族に子どもの前で暴力を振るう(DV) など
あれって虐待かもと思ったら
こどものサイン
いつもこどもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
不自然な傷や打撲のあとがある
衣類やからだがいつも汚れている
表情が乏しい、活気がない
保護者のサイン
地域などと交流が少なく孤立している
小さいこどもを家においたまま外出している
こどもの養育に関して拒否的、無関心である
こどものけがについて不自然な説明をする
あれって虐待かもと思ったら、すこしでも虐待の可能性を感じたら、迷わずご相談ください。
あなたの通告で救われる命があります。
まずは連絡 189(いちはやく)
※児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」にかけると、熊本県中央児童相談所に繋がります。
連絡者や相談内容に関する秘密は守られます。匿名可能です。