町長室から　災害への備えを万全に

　　14代　南関町長　上田数吉　（現在2期目）
 

　今年の梅雨入りは例年より遅れているようです。
農家の皆さんは、田植えの時期を迎え、雨が降ってくれるのを待っておられることでしょう。
農家には、雨はなくてはならないものですが、例年、梅雨時期には全国各地で豪雨災害が発生しています。

　昨年、長野県では7月18日から19日の豪雨災害で死者不明者が11人、7月22日から23日までの九州南部豪雨災害でも5人が被害に遭われ、尊い人命を落とされました。
最近の災害は、局地的に発生し、大きな被害の傾向があります。
南関町もいつ災害に見舞われるか分かりません。災害への備えは万全にしておきましょう。

本日（6月4日）、町では、消防団をはじめ防災関係者で会議を開催し、平成19年度の南関町防災計画を策定しました。
この計画では、災害の予防計画や災害応急対策計画、災害復旧計画が主な内容になっています。

　肝心なことは、災害から自分の身を守ることです。
危険と判断したら早く安全な場所に避難することが必要です。町から災害情報を伝える「防災無線」の点検をお願いします。