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町長室から 明けましておめでとうございます

2007年12月21日

上田町長の写真

 14代南関町長 上田数吉

 


 新年、明けましておめでとうございます。ご家族おそろいで輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 昨年は、町では大きな災害に見舞われることなく、比較的に平穏な年ではなかったかと思います。
しかしながら、全国的にみますと、地球温暖化の影響と思われる局地的な災害や異常気象が各地で発生し、人命や農作物に多大な被害を与えています。
また、不幸にも親族間での凶悪な犯罪が多発したことや食品製造の偽装が数多く発生し、「健全な社会システム」が崩壊してきているのではないかと心配されました。

 さて、町の昨年を振り返りますと、十一月に自動車部品製造会社の大手「アイシン高丘(株)」を誘致できました。
近年の企業誘致においては、平成十七年の「富士電機システムズ(株)」から、一昨年の「三ツ矢エンジニアリング(株)」、「ティエフオー(株)」と続き大変喜ばしく思っています。

今後は、既存企業と誘致企業が連携を深めて、それぞれの企業が南関町で発展していくことを願っています。
また、企業誘致によって、住民の雇用の場が確保でき、人口の増加に繋がってくるものと期待しています。

 また、町の重要課題である南関高等学校廃止問題については、
再三の要請、陳情にもかかわらず熊本県教育委員会は平成一九年十月、荒尾高等学校との統合計画案を決定しました。
さらには、下坂下に建設予定の公共関与型の産業廃棄物処分場の問題もいまだに解決していません。

 今後とも、住民の皆様と十分に論議し、対応していきますのでご協力を切にお願いする次第であります。

 さて、町の財政は、国の三位一体の改革により、補助金や地方交付税の縮減の影響で厳しい状況が続いています。
しかしながら、住民ニーズは、生活基盤整備や農業政策、高齢者対策、子育て支援対策など広範囲に及んでいます。
このため、町では行政運営経費の節減と効率化をはかるため「第三次行政改革大綱」を断行しています。
その一環として、平成二十年四月からの第四保育園の民間委託をはじめ、うから館の指定管理者制度の導入など、健全な財政運営をめざしています。

 今、私たちの社会は、少子高齢化や核家族化の進行により、人と人との関係が希薄化し、社会を支えてきた地域の力が衰えつつあることが心配されます。
町においても、地区全体の高齢化率が五十%を超えている地域もあり、地域を活性化するためには、人と人のネットワークを強化していかなければなりません。

 町の豊かな自然と歴史を財産として、行政と住民が一体となり、誰もが希望のもてる町づくりに邁進していきますのでご支援ご協力をお願い申し上げます。
最後に、町民の皆様にとりまして本年がすばらしい年になりますようご祈念を申し上げ、年頭のあいさつといたします。

 

 

お問い合わせ

南関町 総務課

電話:
0968-57-8500

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