【町長室】あけましておめでとうございます

　新年、明けましておめでとうございます。住民の皆様には、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶びを申し上げます。

　私は、昨年2月の町長選挙におきまして、皆様の温かいご支援により4月から第16代南関町長に就任させていただきました。先輩たちが築き上げられた南関町をさらに発展させ、住んでよかったと思っていただけるような誇れる町を築きあげることを決意し、誠心誠意、町政運営に努めさせていただいております。皆様方のご支援・ご協力に心から感謝を申し上げます。

　昨年は、広島市における局地的な豪雨による土石流災害や御嶽山の噴火による災害などで多くの尊い人命や財産が失われました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、自然災害の脅威に万全の備えが必要であると痛感しております。国政におきましては、12月に消費税増税や経済対策を争点とする解散総選挙が実施され、自民党・公明党の政府与党が圧勝したところです。安倍内閣には、地方が元気で活力ある社会が実現するよう期待しております。

　一方、町政におきましては、10月に南関町の魅力を全国に発信する取り組みとして「難関突破の日in銀座熊本館」を東京で開催しました。町の特産品などの販売で南関町を全国に知っていただいた催しであったものと思っています。今後も、全国に南関町の魅力を発信し続けていきたいと考えています。また、幅広い住民の皆様のご意見を伺うため「中学生との意見交換」や年代を分けた「地域懇談会」を開催しました。参加された皆様に感謝を申し上げ、いただきましたご意見などを参考にしながら、今後の町政運営に活かしていきたいと考えています。

　さて、私は、平成27年の新年を迎えまして、元気で活力ある南関町を築き上げるため思いを新たにしたところです。町づくりを進める中で、昨年、地方創生の一環として「まち・ひと・しごと創生法」が成立しました。これは、人口減少に歯止めをかけるとともにそれぞれの地域が住みよい環境を確保し、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくことを目的としており、市町村には主体となって、それぞれの地域特性を活かし、知恵と創意工夫をこらしながら、地域づくりを実践することが求められています。この法律は、地域が生き残るための重要な手段であり、私は、個性と魅力があふれる、元気で豊かな町にしていきたいと思っています。このためには、すべての住民の皆様の英知を結集して取り組んでいかなければなりません。住民の皆様のご支援・ご協力をお願いします。

　最後になりますが、記念すべき合併60周年にあたる本年が良い年になることをご祈念申し上げまして、新年のあいさつとさせていただきます。