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令和5年 年頭のあいさつ

2023年1月1日

全ての町民の皆さん一人ひとりが輝ける町に!

あけましておめでとうございます。

町民の皆様には、ご家族お揃いで希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶びを申し上げます。

令和2年7月豪雨、令和3年8月豪雨など、ここ数年大きな災害が発生しておりましたが、昨年は大雨等が少なく、大きな災害が出なかったことに少しほっとしたところです。しかし、このような時こそ私たちは今一度、全国で発生した災害が他所事ではないことを肝に銘じながら防災管理体制を確実なものにしていかなければなりません。

年末の12月11日には、役場前防災広場やうから館を中心に町全体での大規模な総合防災訓練を5年ぶりに実施しましたが、改めて様々な災害を想定した訓練の必要性を感じたところであります。防災行政無線のデジタル化もできましたので、町民の皆様の安全・安心な暮らしのためにも一層の利活用を図って参ります。

一方、皆様方が一番気になられておられるのは、新型コロナについてではないでしょうか?第7波も落ち着いてきたなと思い始めていましたが、ここにきて、またも全国での感染者数が増加傾向となり、既に第8波に入ったとも言われ、熊本県のリスクレベルも2へと引き上げられており、季節性インフルエンザとの同時流行も想定しなければならないような状況であります。ウィズコロナといわれる中でも、更なる予防とワクチン接種を推進します。

さて、町の一大事業でありました新庁舎建設は、皆様のご理解とご協力により昨年の1月4日に無事に開庁し、庁舎建設の3つの基本方針となった「安心安全な防災拠点となる庁舎」、「まちづくりの拠点・シンボルとなる庁舎」、「人と環境にやさしく利用しやすい親しみのある庁舎」の実現と、住民サービスの向上に努めて参ります。

また、旧庁舎・公民館跡地と併せ、皆様の拠り所としての南の関うから館の利活用が今後の大きな課題となっており、早い時期に構想をまとめ、お知らせしたいと思います。

このような中で、各小学校区を基本として、それぞれの地域が持つ特性を生かしながら、町全体が持続可能となるよう「南関町地域未来構想」を策定し事業を進めておりますので、皆様からの事業提案や活動への参加もお願いいたします。町には、それぞれの地域があるからこそ、町の特色があり町全体が形成されていることを改めて考えながらまちづくりを進めて参ります。

明るい話題としては、令和4年度の町税収入額が初めて13億円の大台を突破するところまで来ており、これまでの先輩方が築き上げられてきたものが財産となっていると実感しています。また、現在、複数の企業の新規立地・増設の計画も進んでおり、更なる増収と働く場所の確保に努めて参ります。

 高齢化や担い手不足が心配されている農林業については、圃場整備事業に取り組み、生産基盤整備と高収益作物の生産を推進するとともに、鳥獣被害への対策を強化していきたいと考えております。

町の大きな課題でもある人口減少と少子高齢化対策については、交通体系や医療、買い物対策など、本町だけでは対応できないものもあるため、周辺市町との連携を強固にして住みやすい環境の整備に取り組まなければなりません。また、定住対策についても、第3期「住んでよかったプロジェクト推進事業」を中心に事業調整を図り、魅力ある、より住みやすい町を目指して参ります。

私自身も、トップセールスも含めて職員共々一丸となって全力で各事業を進めて参りますので、皆様方のご指導・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

最後になりますが、町の更なる発展と今年が皆様にとって良い年になることをご祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

令和5年1月1日       
町 長 佐藤 安彦 
副町長 大木 義隆 
教育長 谷口 慶志郎
 
 

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南関町 総務課

電話:
0968-57-8500

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