ここから本文です。
林野火災の予防の徹底について
2025年3月7日
例年、空気が乾燥し強風の吹く2月から5月頃にかけて多くの林野火災が発生する傾向にあります。
林野火災は、たき火、火入れ、放火(疑いを含む)等の人的要因による出火原因が多く、ひとたび発生すると早期に拡大し、消火隊の立入りや利用可能な水利が限られることから、消火活動が困難な上、人命や家屋等を危険にさらすほか、貴重な森林資源を大量に焼失し、その回復には長い年月と多くの労力を要することになります。
林野火災の大部分は、皆さん一人ひとりの注意で防ぐことができます。貴重な人命や財産を火災から守るため、林野での火気の取扱いには十分気をつけましょう。
適切な火気管理について
(1)強風時や乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。
(2)やむを得ず火気を使用する場合には、周囲に延焼のおそれのある可燃物がない場所で行うとともに、消火器や水バケツ等の消火準備を必ず行うこと。
(3)火気を使用した後は、完全に消火すること。また、炭火、炭化した木や葉等は、火炎が見えなくなっても高温部が残っている場合があることから、水に十分浸漬させる、火消しつぼに入れる等するとともに、再燃しないか確実に確認すること。
(4)指定された場所以外での喫煙やたばこのポイ捨ては厳に行わないこと。
(5)火遊びはしないこと。また、させないこと。